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おめでたい席での紅白は、日本とかかわりが深い、伝統的なカラーです。 お祝いの饅頭やおめでたい席の幕などに使われるほか、 運動会での組み分けにも使用されています。 紅白のルーツは源平合戦にあり、 源氏が白旗を、平氏が紅旗を掲げて戦ったことから 運動会などの勝負事では赤組、白組に分けられているそうです。 どうして赤白ではなく紅白（こうはく）と読み書きするのかというと、 もともと赤は「赤裸々、裸」といった意味を持つため 紅（べに、くれない）の文字が使用されたそうです。 なぜ節目節目のお祝い事に紅白のカラーを使うのかと言うと、 赤が出生を意味し、白が死や別れを意味するところから 人の一生を表しているから…など、さまざまな説があります。 それではここで、赤ちゃんとかかわりの深い日本の伝統的なお祝い行事をご紹介！ |
 | | お食い初め（おくいぞめ）とは、新生児の生後100日目に行われる、 平安時代から続いている儀式です。 生後100日頃はおおむね乳歯が生え始める時期で、 この時期に「一生食べることに困らないように」との願いを込めて 食事をする真似をさせるのです。 伝統的な形の「お食い初め」は、一汁三菜の「祝い膳（いわいぜん）」が用意されます。 ●鯛など尾頭つきの魚 ●赤飯・焚き物・香の物・紅白の餅 ●汁物（吸う力が強くなるようにとの願い） ●歯固め石（歯が丈夫になるようにとの願い） 「歯固め石」は古くからの習わしでは地元の神社の境内から授かるもので、 儀式が終われば再び境内へ納める地域もあります。 食器は漆器で高足の御膳に。 男の子は、内側も外側も赤い色（※写真参照）で、 女の子は表が黒で内側が赤い色の器を使います。 |
 | | 一升餅とは、日本に古くから伝わる、お子様の一歳の誕生日のお祝いです。
一升と一生を掛けて、「一生丸く長生き出来るように。一生食べ物に困らないように。」 との願いをこめて、 寿や子供の名前を書いた一升（約1.8kg）の量の餅を 風呂敷などで包み、赤ちゃんに背負わせます。 お祝いの方法は地域によってさまざまで、 「転ばせ餅」という名称で、餅を背負って歩く赤ちゃんをわざと転ばせる地方もあるとか。 「一生の重みを感じさせる」のを見守るという意味があるそうです。 また「踏み餅」という名称で、 「大地にしっかり足をつけ歩んで行けるように」と願いを込め、 大地にたとえた一升餅の上を草履を履かせた赤ちゃんを立たせる地域もあります。 いろいろなお祝い方法がありますが、 いずれも親から子供に受け継がれている大切なお祝いです。 |
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